彼の車から降りる時は
忘れ物が無いか 
いつも 念には念をいれて
確認している

それなのに
昨日は うっかり タンブラーを
忘れてきてしまった

タンブラーが無いことに気がついたのは
彼と別れて すぐだったけど
駐車場を出て、進行方向が左右別々だから
既に ミラーに彼の車は見えず、、、

すぐに 彼の携帯に電話をしたけれど
通信障害とかで 繋がらず。。。

たぶん 彼も 助手席のタンブラーに
気がついてないだろうな。。
このまま 朝になって、奥様が助手席に座ったら、タンブラーに すぐ 目がいくはず。
彼は タンブラーなんて 持たないし
柄も 色も 女子っぽいから、、、
その時に 彼が なんて言い訳するのか、
だいたい 想像はつくけど、女の勘ってそんな言い訳 通用するはずがない。

どうか 彼が 車から降りる時
タンブラーの存在に 気付きますように
そして 今晩中に 携帯が 繋がりますように。。。

家に着いても
そのことが 頭から 離れなかった


夫がお風呂に入っている時
彼に 電話をしてみた

繋がった!
うわぁ~ 奇跡に近い!

やっぱり 彼は 気付いていなくて
あ~ そうかー
うん わかったよ~    だって。

夜、私から電話することは ほとんど無いので、タンブラーのことよりも、何かあったのかと、そちらの方の心配のほうが 大きかったみたいだ。
タンブラーのことを言ったら、
な~んだ、そんな事かぁ、、みたいな口調だった

え?なんで 焦らないの
何?その自信あり気な 言い方
あなたの 咄嗟にでた言い訳が
奥様に 通用するとでも思ってるの?

伝えられた安堵感と同時に
彼の 落ち着きぶりに
ちょっと イラっとしてしまう


久しぶりに 味わった 不安と心配の数時間
生きた心地がしない というのは
こういうことなんだなーって

でも 本当に よかった
大事にならなくて。😰😥