不倫は
いけないことではあるけれど

やっぱり 私は  彼が 好き
ただ その気持ちだけで
今まで きてしまった
もう 8年になる
もうじき 9年め。。。

それまで
不倫なんて 他人事のように考えていて
自分は 絶対に そんな馬鹿なことは
するはずが無い  と確信していた
むしろ 浮気や不倫をしているという人を
遠くから 軽蔑の眼差しで 見ていた

そんな事をする人は
早く ご主人にバレれて
家庭もメチャクチャになればいい
なんで 離婚しないの?
ホント、馬鹿だな。。。   
なんて 思ったりもした

まさか
そんな自分が 今 軽蔑の対象側に
10年近くもいる

迷い、葛藤、罪悪感は 今でもある
だけど、彼を好きという気持ちの方が
何年たった今も 勝ってしまっている

あの時
自分さえ 踏みとどまっていれば
こんなことにはならなかった
あの頃の自分は
子供の事や 実家の事、さらに仕事の事などで いろいろなことが重なり
それが 多少なりとも、自分にも責任があるのではないか?って
変な罪の意識があり、自分にできることはしてあげたい、という責任感みたいなものにとらわれ、
精神も体力も 今にも破裂しそうな日々が数ヶ月 続いていた
特に 子供の事に関しては
とても 心が痛み、力になってあげられない無力な自分を責めた
そんな時でも、夫は動揺もせず
自分自身のことで、精一杯な様子だった

今思えば
あの頃 起こった事の全ては
成るようになったわけで。。。
今は、何事も無かったかのように落ち着いている

辛かったあの頃に
彼と仕事を介して知り合った
彼が 救いの手を差しのべてくれたわけではないけれど
いつしか お互いに必要な存在になっていた

そんな 私たちの関係も
彼の年齢を考えると
あと 数年で 終わりを迎える時がくる
どんな終わり方になるのか、わからないけど
不倫 というどす黒い渦の中に
自ら身を置き、溺れていた数年を
後悔することは無いと思う